腰痛の寝具に対する考え方。硬いor柔らかい、あなたの腰痛タイプのオススメは?

女性がベッドで眠っているところ 健康

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どうも、リハビリBOZUです。

今回は腰痛の方にオススメなベッドやマットレス、つまり「腰痛の方のための寝具」について書いていきたいと思います。
腰痛の場合、一般的によく「硬い布団・マットレスで寝る方がいい」って言われることがあるんだけど…
試してみたら全然ダメだったってゆうパターンって結構あります。

健康な人でも、硬い床で寝ると腰が痛くなることありますよね。
硬い寝具が良いと言われても、硬すぎるとやっぱりそれもダメです。
バランスが難しい。

そんなあなたに最適な寝具を知るためには、あなたの身体を知ることから始めるのが正解ですよ。

あなたの腰痛のタイプを知る

腰に良い寝具を考えるには、まず腰痛のタイプを知ることが大事です。
そのタイプは大きく分けて、

  • 身体を伸ばす(反らす)と痛みが生じるタイプ
  • 身体を曲げると痛みが生じるタイプ

に分かれます。もちろん捻ると痛いタイプの腰痛もありますが、ここでは睡眠時。
身体をねじりながら寝るケースは、他と比べると少ないので省きますね。

身体を伸ばすことで腰が痛くなる場合、酷くなると「脊柱管狭窄症」や「腰椎すべり症」といった名前がつくケースが多いです。
反対に、腰を曲げて痛いのは「筋筋膜性腰痛」や「椎間板ヘルニア」などが多いです。
こうやってちゃんとした疾患名で聞くと、なんか怖いですね。

腰痛の原因って、これだけ色々あるということを知ってもらえたらと思います。
そして最初の話に戻り…よく腰痛には硬めの布団で寝た方がいいって言われます。

ある意味正しいのですが、これはやっぱりケースバイケース
腰痛のタイプによって違います。
そもそも寝具が硬くても柔らかくても、「仰向け」になって寝る人と「横向き」、「うつ伏せ」でも状況が変わります。腰痛のパターンだけでもたくさんあるのに、寝方と寝具の組み合わせにもいろんなパターンがあるんですね。

 

オススメな寝具はなに?

まず大前提としてあるのが、

  • 硬すぎる布団はだめ
  • やわらか過ぎる布団はだめ
  • 低反発もそこまでオススメしない

です。低反発タイプの寝具はカラダの重たい部分がより沈み込んでしまいます。
腰の部分は重たいので、しっかり沈み込んでしまうわけです。寝返りがしにくくなるというのもデメリットで挙げられますね。

なのでオススメなのは、高反発タイプの寝具やマットレスです。
高反発なら身体が沈み込まないのでOK。
あとは体圧分散に優れているタイプが良いですね。
(体圧分散とは、寝ている時に身体全体で体重を支えてくれるもの。圧がどこかに集中すると、それだけ負担がかかります。)

高反発マットレスならしっかり身体を支えてくれるので、身体の特定の部分に負荷がかかりにくい&寝返りがしやすいのが特徴です。
高反発マットレスを選ぶ基準についてまとめていたサイトがあったので、詳しく知りたければこちら(高反発マットレスの真実、寝具屋が暴露します:http://www.sukima1gyou.com/kouhanpatsu.html)を見ていただけたらなと思います。

でもでもでもでも…
マットレスはなかなか良いお値段がします。
寝具の買い替えはハードルが高いです。
それで寝具を買い替えたのに、自分に合わなかったらもう最悪ですね。

なので、次はあなたの腰痛のタイプに合わせた寝具の硬さを紹介します。
それをみながら、全然自分の腰痛のタイプと違う寝具を使っているなら買い替えを検討
自分の腰痛に合う寝具を使っているなら、ストレッチや筋トレ、マッサージなど別の腰痛対策をしていくと良いですね。

 

腰痛持ちのあなたにオススメの寝具はなに?

-身体を伸ばして(反らして)腰痛が出てくる方の寝具は?-

まず、身体を伸ばして痛みが出てくる方は「やわらかめの布団」がオススメです。
身体を伸ばすと痛い=曲げてる姿勢が楽=やわらかい布団で身体が沈む方が良い(極端にやわらかいのはダメ)
ってわけです。ただ一つポイント。
これは仰向けで寝る方の場合です。

うつ伏せで寝るなら逆になりますよね?
身体を伸ばすと痛い=曲げてる姿勢が楽=やわらかい布団でうつ伏せに寝ると身体が沈むから逆に痛くなってしまいます。
なのでうつ伏せ寝方の場合はやわらかいのは避け、硬めの寝具にするのが無難です。

ならば横向きで寝る人はどうでしょうか!?
横向きで身体を伸ばしきることってあんまりないので、この場合は一旦気にしないでおきましょう。

 

-身体を曲げて痛みが出てくる方の寝具は?-

一般的に「腰痛の人の寝具は硬い方がいい」と言われますよね。
これは、身体を曲げて痛い人の方が多いからかもしれないですね。
実際リハビリBOZUも、「一度ベッドよりも少し硬いところで寝てみたら?」とアドバイスした後、腰痛が減った方は結構たくさんいます。

身体を曲げると痛い=伸ばした姿勢が楽=硬めの布団で身体が沈まない方が良い(極端に硬いのはダメです)
というわけです。ただし人の背中はS字に曲がっているので、その曲がった部分にもある程度フィットするような高反発の寝具だとさらに良い感じになります。

このタイプの方の腰痛で、うつぶせの寝方をする方の場合は「胸まくら」とかを使うと良い場合があります。胸に枕を入れると、身体を反らすことが出来るからですね。
そんなに高くないので、買ってみてもいいですし、「普通の枕」、もしくは「薄めのクッション」などを胸に入れて試してみて、実際に痛みが減るのを確認してから買っても良いですね。

横向きに寝る方の場合は、寝具の硬さが変わったとしても身体を曲げた状態になるはずです。
ですが、横向きの姿勢の場合は重力があまり加わらないためそこまでの負荷にはなりません。

このタイプの腰痛の場合は寝具を変えてもなかなか改善しないことが多いため、ストレッチや筋トレなどで身体を変えていくことが必要になってきます。

 

結論:寝具は変えるべき!?

色々と言ってきましたが、寝具は絶対に変えないといけないかというと、そういうことでもありません。
寝具を変えても、腰痛に対してほとんど効果がない方もたくさんいます。

なのでオススメは簡単に試せる内容から順に試していていくこと
もちろんお金に余裕のある方は高反発の良いマットレスを買って試してみるのでもいいですね。

簡単に試す方法

  1. 寝る姿勢を変える
    姿勢を変えることで腰痛が良くなることがあります。オススメは横向きです。
  2. 簡易アイテムで試してみる
    身体を曲げて痛いタイプの方で硬い布団を試したければ、床にカーペットや薄いマットレスのようなものを敷いて、その上で寝てみる。伸ばして痛いタイプの場合は、両膝の下にクッションを入れて股関節を軽く曲げた状態で寝てみる。
    またエアーベッドなんてのもあり。空気で布団の硬さを調整できるので、色々と硬さを試せます。そして合わなかったとしても、空気を抜いた状態なら場所をとりません。来客用ベッドみたいな形で置いておけますよ。
  3. 寝具を変える
    体圧分散性に優れた高反発マットレスがオススメ。あとは自分の腰痛に対して良さそうなものを試してみましょう。

番外編:身体を変える
今回は睡眠時の腰痛を「寝具や寝方で減らす方法」ですが、そもそも腰痛にならない身体に変えていくことが大事です。
ストレッチや筋トレ、マッサージなどを行うことで睡眠時の腰痛を減らしていくことができますよ。

とりあえず誰にでもオススメ出来るのはコアトレ。体幹の筋肉をしっかり鍛えると良いですね。
そして股関節のストレッチ。意外と股関節から来る腰痛の人って多いんです。

 

と、いうことで今回の記事は「腰痛の寝具に対する考え方。硬いor柔らかい、あなたのオススメは? 」でした!
今回の記事を見ていただいた方には
【知っておきたいストレッチの考え方】柔軟性は必ず上がります」もおすすめです。
腰痛の人は、股関節のストレッチをしてあげると軽減することが多い(記事はストレッチの概論ですが…)
ぜひ見てあげてください〜〜