【読書レビュー】やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT 日常

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

みなさん、世の中で大成するためには「才能」と「努力」どちらが大切だと思いますか?

毎年100〜200冊ぐらい本を読む医療坊主です。
そんな読書家である僕のお気に入り本のレビューシリーズ。今回は第二弾ですね。

医療や介護に関係なく…さらに少し古い本になりますが、
やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
について書いていきたいと思います。

前に読んでいたのですが、すごい面白かったです!!
たぶん共感する人が多いハズ!!と思い今さらながらレビューすることにしました。

 

努力と才能の比較

よく聞く永遠のテーマに思いますよね。漫画やアニメで、天才と努力が競うやつ…
そしてこの結果は天才がやっぱりすごい(努力型もすごいけど)となりがち。
このあたりの話に関しては、

才能×努力→スキル
スキル×努力→達成

という式で語られてます。才能と努力を掛け算してスキルの獲得が出来るんですが、スキルを持った人が大成するわけじゃないですよね。
スキルを持った人が、努力を重ねることで何かしらの結果を出すわけです。

努力が2回出てくる。だから、努力と才能を比較するなら「努力」が大事ということになります。
この努力をしっかり出来る力こそ、この本のテーマである「やり抜く力」です。
やり抜く力の高い人ほど、物事の結果を出すことが出来る

漫画の例でも、よくよく考えたら「天才型」のキャラも結構努力していたりするもの。
なぜか「天才」の「努力」は見過ごされてしまっています。

ちなみに世の中のイメージでは「才能」溢れる人が好まれる傾向にあります。

天賦の才溢れるバイオリニストと、努力に努力を重ねたピアニスト。
これを比べると、同じ実績でもほとんどの人が天賦の才溢れるピアニストの演奏を評価する傾向にあります。

先ほどもいいましたが、実際の「才能溢れる人」で大成された方は間違いなく努力しています。
才能溢れる人でも努力をしなければ、なんのスキルも結果も得れていない(要領よく器用に物事をこなす人はいます)。
やり切る力は本当に大切なんですね。

これ、もっと若い頃にちゃんと考えて知っておきたかった…
裏側の努力のことを考えずに、「あの人は天才だ」と思うことがたくさんありました…自分の未熟さを痛感…

でも、人は変わる!これから努力を重ね、やり抜く力を伸ばしていこうと決意です!!!

 

やり抜く力 GRIT

この本の本質の部分です。
人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」と書かれていますが、あながち極端ではない。

著者さんの様々な研究の中で、人生で何か大きな物事を成し遂げることができるかどうかは、才能よりもGRIT(やり抜く力)が大事だと結論づけられています。

そしてこれが起業家やビジネスリーダー、アスリート、アーティスト、エリート学者。
いろんな分野で大きな成果を上げた「成功者」に共通するのがこの「やり抜く力 GRIT」であると、非常に注目を集めています。

このGRIT(やり抜く力)は、具体的には「情熱」と「粘り強さ」という2つの要素から成ります。
物事に情熱を持って取り組み、そう取り組むと決めたものを粘り強く続けること。
これが出来る人が、GRIT(やり抜く力)を持った人と言えるわけですね。

この「やり抜く力 GRIT」を伸ばすためには、

  1. まずは物事に興味を持って取り組む。
  2. その次にその物事に日々取り組み改善を目指していく。
  3. さらにその物事が重要だと確信を持つ。
  4. 最後は困難に直面しても希望を持って取り組んでいく。

この4ステップを持つことが肝心とのことです。

このやり抜く力(GRIT)についての動画があります。
いかにやり抜く力が大事か分かりますよ。

 

子供にやる抜く力を与える育成法

まずこのグラフ。

子育てのパターン
P283より

これを見て想像出来る通り、やり抜く力を育てるには、賢い育て方が大事。
甘やかしてもダメ。
愛のない厳しさもダメ。

世の中には「厳しい親に育てられて大成した子供」と「自由に育てられて大成した子供」がいます。
そしてこの子供の育て方、どちらが良いのかっていうのがよく議論に上がりますが、この本によるとこんな単純な2択にはならないとのこと。

というのも、厳しい親の代名詞と呼ばれる人、自由な親の代名詞と呼ばれる親にインタビューをしており、そこからの考察がありました。もちろんその子供はいわゆるエリートとなった人物。

そのインタビューによれば、厳しい親と知られた人でも、実際の話をきちんと聞けば、自由と愛情をしっかりと与えられていました

そのインタビューによれば、自由な育て方をしていると知られた親でも、実際の話をきちんと聞けば、叱る時はきっちりと叱り、自由の中に規律と愛情を与えられていました。

こういった愛情たっぷりで厳しくもある「賢明な親」に育てられた子供は、やり抜く力を手に入れることが出来、粘り強く育っていく可能性があるわけです。

ただ、子育てする上で肝に銘じたいことは、
子供は親の言うことを聞くのは苦手だけど、真似るのは抜群に上手い
ということ。

親がだらしなければ、子供も同じように育ってしまうので気をつけたいですね。

最後に、やり抜く力を持った子供を育てるのは良いことですが、道徳面を忘れてはいけないこと。
善良な子供になることも、本当に大切な1つです。

 

 

と、いうことで今回の記事は
【読書レビュー】やり抜く力 GRIT(グリット)―人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
でした!
やり抜く力 GRIT

次回の記事も、ぜひ見てあげてください〜〜