家に手すりを取り付けるのって、介護保険で補助が出るんだって。

住宅改修でトイレに手すりを設置 介護

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

どうも、医療BOZUです。

家に手すりをつける…
ご高齢の方や、そのご家族さんにとってはすごい重要なことですよね。
手すりがあるだけで生活のしやすさが結構変わります!

 

ということで、今回は「家に手すりを取り付けるのって、介護保険で補助が出るんだって。」です。

そもそも介護保険についてよくわからない方は、こちらの記事もみてみてください。
介護保険とは2018年4月更新

 

 

手すりって補助金がおりるの!?

さて、手すりをつけるときに補助金がおりるかですが、介護保険の認定を受けていれば、補助金がおります。

その補助金のおかげで、例えばトイレやお風呂のところに手すりをつける場合、一つだいたい1000円〜2000円ぐらい(自己負担)。
階段とかにつける場合は5000円〜ってところでしょうか。(階段の長さや状況によって結構変わります)

 

介護保険の認定に関しては、「65歳以上の身体にどこか不自由なところがある人」ならばまず認定が受けれます。
「地域包括支援センター」とか「居宅介護支援センター」に自分の住んでいる地域を加えてネット検索してみましょう。
いろんな事業所さんがあるので、近くのところに相談に行けば、あとは教えてもらいながら手続きすればOKです。

 

手すりをつけるときに気をつけること。

上限額が決まってる

手すりをつける補助金の上限は20万円までに決まってます。(その場合、あなたが支払うのは1割の2万円です)

ただこれは、手すりだけじゃなくて、住宅改修も含めた上限です。
たとえば、家の中で車椅子や歩行器を使いたい。そのためにはちょっとした段差や、ドアのところ数ミリが邪魔だ…的なときに、段差を解消させたり、他のアイテムを使って不便をなくすようなアプローチが必要になります。
他にもこの補助金で「開き戸」を「引き戸」に変えたりもできます。

手すりで上限いっぱいまで使ってしまうと、今後さらに住宅改修が必要になったときに、補助金が使えない状況になってしまう可能性があります。(まぁぶっちゃけ手すりで20万いっぱいまで使うことはほとんどありませんが…)

ちなみに数年前まで、ちょっとよくない業者が多くて、必要のないところまで手すりをつけられているおじいちゃんおばあちゃんがいっぱいいました。僕ら理学療法士が訪問リハビリに行ったときに、家の中に明らかに無駄な量の手すりがあるんですね。

「この手すり使いますか〜?」
と聞くと、
「触ったことないからホコリたまってます〜笑」
的な。

今はそんな業者はかなり減ったので大丈夫だと思いますが、業者に言われるままつけるのではなくて、出来れば「理学療法士」、もしくは「ケアマネージャー」に相談するようにすれば安心ですよ。

 

手すりの高さ

これってなかなか難しいところなんですよね。
一般的に、「大腿骨頭の高さ」に手すりをつけるのがベスト!と、言われたりします。

手すりをつけるのは大腿骨頭の高さにする

で、ちょっと勉強した業者の人や、ケアマネさんもそれにこだわる場合があります。

が、め〜〜〜ちゃ猫背の人の場合、身体が曲がってしまっているので、その曲がった分手すりは下の位置にある方が良いのです。
なんか…難しいですよね。

手すりをつける高さのポイントは、「実際手すりをつける高さで、持ってみて試してみる」です。やってみて、握りやすいなと感じる高さがベスト。でも全くのゼロから高さを決めるのは大変なので、その最初の基準に、上の写真の大腿骨頭の位置をみると良いですね。

実際取り付ける時は、業者さんが手すりのサンプルを持ってきます。
そのサンプルで試しながら、高さ調整すればOKですよ。(夫婦で手すりが必要になることもあります。身長差が大きい夫婦なら、今後のことも見越して取り付ける必要はあります)

 

介護度が変わればもう一度住宅改修で補助金が出る!?

これ、知ってると知らないで結構考え方が変わる情報です。要チェック!

手すりをつける補助金、つまり住宅改修の補助金ですが、基本的に20万円の枠を一度使ったら、もう使うことが出来ません。
だって住宅改修です。基本的に何回も改修するものじゃないですからね。

ただ、身体の状況が大きく変わったときには、前に使った20万円の補助金がリセットされ、もう一度20万円まで使うことができるようになるんです。

その条件として、

  • 要支援1.2の人が、要介護3以上に変わる
  • 要介護1の人が、要介護4以上に変わる
  • 要介護2の人が、要介護5に変わる

の3パターン。
介護度が3つ以上上がるとリセットされるイメージです。
なので、もともと要介護3の人はリセットされません。

ここから何が言えるかというと、今あなたが要介護2で、状況的にもうすぐ要介護3とか4に変わっていきそう(要するに、悪くなりそう)ならば、要介護2の状態で住宅改修をしておくのが良いです。

もちろん必要なければ、手すりをつけたり住宅改修をする必要はありません。ですが、意外と20万円の枠を使い切ってしまう方ってたくさんいます。今後また身体が悪くなってしまった時のために、補助金リセットの可能性を残しておくのはありですよね。

追記:区分変更申請の記事を書きました。
新しく介護保険認定を受けた時に不満を持ったケースがメインですが、区分変更について書いてあるので是非読んでみてください。
介護保険の認定に不満があるときはどうする?認定のやり直し・再申請とかは出来るの?

 

 

と、いうことで今回の記事は「家に手すりを取り付けるのって、介護保険で補助が出るんだって。」でした!
次回の記事も、ぜひ見てあげてください〜〜