Healthcare venture Knotというビジネスコンテストで最優秀賞がとれました

日常

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先日、医療者とヘルスケアベンチャーを繋ぐというのがコンセプトの「Healthcare venture Knot」というイベントに参加してきました。

このイベント、普通のイベントではなくて「ビジネスコンテスト」です。ヘルスケアなのに、ビジネス…

違和感を覚える人がいるかもしれませんが、実はか〜〜〜な〜〜〜り、大事な要素。「医療」だけでなく「ビジネス」という視点を取り入れることによって、よりたくさんの人に健康を届けることが出来るようになるんです。

で…
タイトルの通り、アイディア部門の最優秀賞をいただくことが出来ました…

全力で嬉しいのですが、全力で頑張る責任が生まれたと思っています。賞金までいただいてしまったので、これから加速させていきたいと思います。

 

目次
・なぜビジコンに出ようと思った?
・アイディアはどんなの?
・スライドを見ながら適当にツラツラ書いていく

*スライドの項はかなり煩雑になりました。ビジコンを見てくれた人しか理解出来ないかも…(見てくれてても理解出来ないかも)
なのでイラっとしたらそこで離脱を推奨します。

 

なぜビジコンに出ようと思った?

実は今、東京都の主催するビジネスコンテストにも応募しています。
TOKYO STARTUP GATEWAY
これはゼロから始めるビジネスコンテスト。

ビジネス能力よりも「想いや熱意」を重視するもので、エントリーの敷居が低いものだったんですね。起業というものには昔から興味だけはあったので、敷居の低さとあいまってエントリーを決めたわけです。(ちなみにこちらは現在二次審査を通過。現在アイディアの仮説検証を行うブラッシュアップ期間を過ごしています)

で、せっかく出すならいろんなビジネスコンテストがあるから探してみようと思ったら、見つけてしまったHealthcare venture Knot!!!

  • アイディア部門がある!!!
  • アイディアだけでもOK!?
  • 医療者とベンチャーを繋ぐ!?
  • 想いが大事!?

ドンピシャでした!見つけたその日のうちに申し込んだ気がします。

 

アイディアはどんなの?

アイディアのテーマは「リハビリの価値を跳ね上げて、健康大国日本をつくる」です。解決したい根本の課題は…

  • リハビリ資格者の現状をもっと良くしたい

です。これに尽きる。

京都大学や神戸大学の理学療法士で臨床に出る人がほとんどいないの知っていましたか?
臨床能力を磨いた理学療法士で「もう理学療法士名乗るの辞めた」という人が結構たくさんいるの知っていましたか?

賢い方々や、頑張った方々にとってリハの資格は魅力的ではない現状があります。
(リハのやり甲斐は半端ないです)

その他いろんな背景があって、リハの人たちにエネルギーがなくなっているんです。今はまだなんとか…ですけど、このままだったら「リハビリは加速的に衰退する」って実は本気で思ってたりもします。

だから、リハビリの現状をもっと良くしたい。高齢化社会、リハビリって必須ですよね!?リハビリの現状がよくなることよって、社会はもっと良くなります!絶対!

現場で働く人間として確信していますが、その人の希望にあった「質の高いリハビリ」を受けることができれば、身体は全然変わります。

 

スライドを見ながら解説

あ〜〜〜結構オープンにしていきますです笑
今のbozuの考えるところで、一週間前と今でも結構中身が変わっています。あとマネタイズの部分は載せてません。
今回のプレゼンでは、理学療法をテーマに話をしましたが、解決したいのはリハビリ界隈全体の話になります。
そしてアニメーションを使ってたり、途中を削りながら書いてるのでわかりにくいところぼちぼちあると思います。すいません…

…そういえば今回のブログでめっちゃ名前バレてる笑
どうも、bozuこと中田です。リハビリの検索サービス(リハと患者さんのマッチングサービス)をアイディアとして出しました!

 

 

解決したい課題です。

在宅のリハビリっていろんな背景があって、不勉強な人が多いと思っています。ただでさえ全部の疾患を診て、一人で利用者さんを診ないといけないにも関わらず、不勉強な人が多いってやばくないですか?

ちなみに訪問リハビリ、訪問看護事業所からの「看護の一環としてのリハビリ」っていう定義です。
管理者は看護師さんしかなることが出来ず…看護師さんがリハビリの質を高めたいと思うかどうかって、かなり人によります。

僕の前所属した訪問看護事業所では、看護師さんの社長で「リハビリはマッサージ。それ以外は認めない」っていう謎のスタンス。普通のリハビリを行うと社長の逆鱗に触れ、めんどくさい指導が長々と続きます。離職率尋常じゃなく、なんどもスタッフが総入れ替えなってます…
でもこの事業所全国で17箇所展開しています。

くそヤバイし、他にもリハのことを理解する気のない看護師さんや、平然と「リハは看護の下だから!!」と言い放つ方もぼちぼちいる現状があります。こんなところで働くリハの人に、質を高めろって言ってもだいぶきつい。(もちろんリハのことをちゃんと理解してくれている看護師さんもたくさんいます)

訪問リハビリの事業所を、リハビリ資格者ができるように制度を変えて欲しい…
多分変わらないんだろうけど…

 

 

ここはタイトルを悩んだところ。「ミスマッチ」にするか「質の低下」にするか。
何回か入れ替えながら、最終的に「質の低下」でプレゼンしたんですが…

確実に「ミスマッチ」にしておけばよかった。
課題と解決法のストーリーを綺麗にするなら「ミスマッチ」でした。反省。

…普通にこのミスマッチ、辛くないですか?
在宅は全疾患を診るのが当たり前ですけど、でもそれ…リハビリの質変わると思うんですよね。最低限の仕事をこなせればまだ良いですが、ここで戸惑うリハ職の人がただマッサージするだけのリハビリをしてたりするんだと思います。

でもこの在宅におけるリハ職の専門性って理解されてません。「支えるリハビリ」というテーマで、「治す」や「良くする」がないがしろにされている現状を感じます。

でも、訪問リハで良くなるというデータは結構あります。(論文の質はちょっと置いといてください)
「支えるリハ」はありだと思いますが、「支える」に特化しなくていい気がします。というか、リハをしたい人にとって、「治す」意識で行うリハビリが結果的に「支える」に繋がったりもしますし。

もし難しい疾患で、100人中10人しか良くならないとしても…改善する人が10%いるわけです。
10%と0%って全然違います。
リハビリをしたい人の希望を奪っていく状況は、非常にまずいと思います。

追記:
誤解されてしまうと良くないのですが、在宅はコミュニケーション面も重要な要素です。むしろそっちや接遇の方が大事だったりもします。それを前提とした上で、もっと良い在宅リハビリを作るならどうしていくか…そこを考えていきたいです。

 

 

 

続いてケアマネさんの課題。
在宅のミスマッチ、どこのルートで起きているのでしょうか…

 

 

訪問リハビリが決まるのはこんな流れです。
たまたますぐ決まるケースもありますし、探して大変だったりもします。

リハビリの質を気にする余裕がないのかもしれませんね。
(最初の電話は気にしているかもしれませんが、断られるともうあとは運次第で担当が決まるようなものでしょうか)

でも実は中小の事業所って結構リハの空きがあったりします。
中小事業所にも結構良いセラピストがいるんですが…

でも今は依頼が大手に流れやすい傾向があります。

そして事業所側も、リハの専門性ではなく「空き時間」で担当を振ることが多いです。
それが自然な流れになってしまっているのは、今の制度上仕方ない面もありますが…あまり良くない気がしています…(もちろん良識のある事業所さんは、利用者さんの希望に合わせて担当を割り振っています)

 

完全に話が飛び飛びになってますね…
すいません。

はい、リハビリの現状結構きついです。キツキツです。特に病院勤務。在宅はお給料まぁまぁなのですが…

資格として微妙な流れにあるのは間違いなさそうです。

 

はい、制度の中で生きるのを辞め、活動の幅を広げているリハ資格者増えてきました。
でも、病院で生きてきた人間です。せっかく良いスキルを持っていても、それを社会に反映させるすべを持っていないことが多々あります。(実体験含む)

 

ちょっと整理

スライド削りながら載せてるので理解が難しいかもですね…
解決したい課題は

  • 在宅のミスマッチ(質の低下)
  • ケアマネさんのリハ探し
  • リハビリの現状

です。

 

続けていきます。
次はサービスの内容。

 

ケアマネさん用のお問い合わせフォームなどを用意し、そこからいろんなリハビリ資格者を選べるようにする形です。
これの良いところは、訪問事業所もリハスタッフの教育などを意識せざるを得なくなること。
訪問看護事業所だから、看護のことばっかりやっているところが多いですが…

リハビリを適当にしている業者には、リハビリの売上に関して冬の時代がやってくる。それを目指していきます。

さらに言い換えれば、ちゃんとしているリハスタッフが認められるようになります。
適当にマッサージばっかりして、利用者さんの数をこなし続けて稼ぎまくっているモラルなきリハスタッフ。これが生きにくい世界に変わればいい!

「お問い合わせフォームとか使ってもらえるの?」
的な声が至る所でとんでそうです。
もしbozuと会う機会があれば、ディスカッションしましょ♪色々考えてます。

 

 

 

これはプレゼンに載せてなかったやつ。
最初から患者さん、家族さんがリハビリの担当を選べる流れがあると良いなって思っています。そこからケアマネさん経由でサービス介入。

 

 

 

 

これも載せてなかったスライド。言葉通り、セカンドオピニオンです。
リハに疑問を感じたら、他のリハの人のアドバイスが欲しいはず?
それを簡単に出来る流れが作りたいですね。

 

 

 

集客が下手なリハ職の健康関連サービス、他にも介護予防教室やウォーキング、姿勢指導やピラティスなどなど、こういったものに繋げれますよね!?

 

 

当然一般の人にとっても価値があります。「病院へ行くほどでもない痛み」に対して、根本的に解決を図っていくのはリハビリの得意分野。
ヨガでもどこか痛めている人ってよく来ます。
トレーニングをしててどこかを痛める人は結構います。

医療機関でリハを行なってきた人は、そういったケースにしっかり対応可能なわけです。そして医師の診断が必要かどうかのスクリーニングも出来ますし、貴重な存在だと思いますよ!

痛み以外に対しても「運動学」「解剖学」「生理学(これbozu苦手でした)」を学んできたので、基礎力があります。他の民間資格者の方々で、基礎をしっかりみっちりやっている人は少ないので、この辺りは差別化ポイントですね。
(もちろんヨガならヨガ、トレーニングならトレーニングの質が一番大事ですけど)

 

あとここで言っておきたい自費リハの話。
今、良い医療を受けるためには高いお金を払う雰囲気が出てきました。社会保障費削減の流れですよね。
でも「在宅リハビリ」の社会保障費、全体の2%です。

もちろん削減は大事で大賛成ですが、もう少し他から削っていただいても…と、思う…
他の職種全般削られてるならいいですが、政治力の強いところは削られてないな…と、思う…

在宅でリハビリが受けにくい世の中になってきたから、ニードの強い脳卒中のリハビリが月間20〜30万円の額で流行り出したわけです。こういったニードの強い人たちのリハビリに関して、もっと制度の中でちゃんと受け皿を作った上で、それに満足のできない人がそういった自費のサービスを受けたらいいと思います。

脳卒中リハは、発症6ヶ月を越えると改善が難しくなると言われていますが…リハを辞めると基本的動作能力が下がるとも言われています。改善は難しくても、リハビリは必要不可欠だと思うんですが…
(リハビリ型デイサービスは、残念ながら解決策ではないと思います。リハではなくて、「運動」をしてるだけのところがほとんど)

自費に関しては、リハビリ有名病院で研鑽を積んでいる人の、副業としての自費リハもいいなって思います。
これなら保険外でも、もっと低額で、でもちゃんとしたリハビリが受けられるはず。そしてリハ職の自己研鑽意欲の向上と収入源の増加にも繋がります。

 

…そう。そういえば、今回のビジネスコンテストでリハ職に対する目線が思ってるより暖かいと驚きました。
制度的には辛さを感じるものの、懇親会などなどで「リハビリの人らにもっともっと頑張って欲しい、表舞台に出てきて欲しい」といった声をたくさんのドクターから聞きました。審査員の方からも、リハビリに関する課題感があるみたいで、ものすごく背中を押されました。
ちゃんと認めてくれる人は認めてくれている仕事なんだなと…嬉しく思いました。

やるべきことはこの二本立てで!!!!!!!!!!!!!

 

ここまで書いて…

ん!?
なんかサービス像掴みにくいですね。

  • ケアマネさんが、リハビリを探すのが簡単になり、尚且つ利用者さんにより良いリハビリが提供できるようになる。
  • 在宅リハビリ全体の質が上がって、結果的にミスマッチが減っていく
  • ちゃんとしているリハビリの人が、在宅でも保険外でも認められる

そういったウェブサービスです。
今現在ヒアリング祭りと、プロトタイプ作成中です。おそらくウェブサイトは2つ作るかなぁ〜〜
それが出来たら一気にイメージ湧いてくるハズ!

 

 

まとめ

今回はかなりざ〜〜〜っと書いたので、読みにくかったでしょうか…
ここまで読んでくれた方、ホント感謝です…

質問、アドバイス、意見交換大歓迎です。
訂正依頼も常に受け付けていますので、お気軽にコメントもしくはメッセージください。

 

今回は僕のフェイスブック晒します。
良かったら友達申請してください(できればメッセージ添えていただけるとスパムと間違えずに済みます)
https://www.facebook.com/hiroki.nakata.3

今後なのですが、
・リハ資格者のコミュニティ作り
・リハビリ関係イベントの開催
・リハ職向けに、ビジコンに出た流れや、そこで得た経験を語る場をつくる
・ヒアリングのお願い(bozuを助けてください)
・サービスの紹介(僕の作るサービス、早く知れば知るほど有利になるかもです)

などなど、いろんなことをやっていきます。
(さらっとお願いも混ぜました笑)
本当は来年4月にプロダクトリリースとか考えてましたが…なんだかもっと早くやらないといけない気がしています。全部練り直して、加速的にこなしていきますので、どうぞよろしくお願いします!

以下、少しだけ参考資料置いておきました。