訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた-Vol,2-

スピーカーと青空Vol2 経営

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

どうも、医療BOZUです。
少し前に書いた「訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた」の続きです。
前回はなかなかのボリュームになり…

そして予想通り今回もなかなかのボリュームです。
今回は「スタッフを集めるための手段」から「記者クラブというものを知る」までです。
それでもまぁまぁ長いですが、是非ご覧くださいね〜

 

-目次-
・利用者さんを集める
-ケアマネさんへの営業
-病院への営業
-日々の診療の質を上げる
-講習会を開く・講師になる
-コンテンツマーケティング
・スタッフを集めるための手段
 -各種広告を知る
 -リファラル(縁故)採用
・スタッフを集めるためのPR・広報
 -SNS運用
 -医療BOZUのPRタイムズの使い方
 -記者クラブというものを知る
-コンテンツマーケティング
-在職スタッフへのPR
・入職してもらうためのアイディア
-体験への導線を作る
・営業とか広報の効果測定ってどうする?
・WEBマーケティングのための便利なサービス

 

追記:
訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた-Vol,3- 
も書きました。
こちらは「コンテンツマーケティング」〜「営業とか広報の効果測定」まで書いてあります。

スタッフを集めるための手段

訪問看護業界の課題の一つに、看護師や理学療法士などのリハビリスタッフを集めることがあります。
人がいなければ訪問出来る数も少なくなるので売り上げが上がらないわけです。
さらに大抵の場合、人件費はわりとスムーズにカバー出来るので、雇えるだけたくさん雇って良いわけです(介護保険のお金を受け取れるのは2ヶ月後とタイムラグがあるので、キャッシュフローに要注意)。

人を雇うための手段で一番多いのが、残念ながら「転職エージェント」。
数十万円〜百万円を越える額をエージェントに支払う必要があるので、結構ツライ…
そしてこの医療業界の転職エージェント、質もあまり良くない。
企業研究、病院の研究をしてマッチングさせてくれるならまだしも、「数打ち当たる」感覚で事業所に連絡してきます。(特に訪問看護業界)

訪問看護・リハビリ業界にとって、社会的価値を一切生み出さない仕事。
と、医療BOZUは断罪しています。嫌いです。笑

でも、大きな会社になればなるほど求人が大変。なのでこの転職エージェントに頼らなくてはなりません…
辛い現実です。
(医療職の方でエージェント使う方…使って欲しくありませんが、もし使うならそこに結構多額のお金がかかっていることを知っておいてください。エージェントから「数ヶ月いれば辞めていいから」とか言われてるケースもあると思いますが、それってめちゃくちゃ迷惑です。お金だけかけさせられてすぐ辞めてしまう…事業所側にとってこんなに悲しいことはありません。特に看護師さん多いです。すぐ次の職場が見つかるからといって、働いて辞めてを繰り返す方…ホントやめてあげてください)

その中で、各社いろんな施策を行っていると思いますが、それの手助けになればと思って記事を書き進めていきたいと思います。

 

各種広告を知る

リハビリ職の場合はPT-OT-STネットやPOSTなどでちょこちょこ求人が来てくれるので、まだ求人にかける費用は抑えれますね。

  • PT-OT-STネット
    中堅どころが良く見ているサイトです。病院勤務後のセラピストをつかまえたいならまずここに登録しておくことは必須です。費用も全然安いので、選択肢として最重要です。
  • POST
    ここは比較的若手のセラピストが見ているサイトです。PT-OT-STネットだけじゃなくてもっとたくさん人をとりたい、若手でも教育して育てていこうってスタンスがあれば出して良いと思います。
  • その他一般媒体
    リハビリ職をとるのに正直それほど効果があるとは思えません。予算に余裕があれば色々試してもいいと思います。

看護師の場合はこの業界の強者といえるところがまだ出ていない感じです。
ホントに看護師さんはエージェントを良く使っているので…なんともいえない…

リファラル(縁故)採用

これが一番ありがたい採用手段じゃないでしょうか?
いわゆるスタッフの友人や知人を、口コミで採用につなげていく手段です。

看護師や理学療法士などのリハビリスタッフは、当然その養成校を出ているので同じ資格を持つ友達が結構います。

こういったリファラル採用が行えるなら、

  • 採用にかかる費用が大幅に減らせる
  • スタッフの知人なので、すでに職場に関する生の情報を共有して知っている。つまり、退職リスクを減らすことが出来る

といったメリットがあるわけです。
職場環境を良好なものにして、働きたい職場を作ることがリファラル採用の近道ですね。
その人が辞めたいと思う職場に友達を紹介したいとは決して思いませんから。

 

スタッフを集めるためのPR・広報手段

さて、今までは採用の手段を挙げましたが、今回のテーマは広報とPRです。
この採用に関わるPRを行う場合、どんな人を捕まえたいのかを明確にすることが非常に重要なポイントです。

会社の雰囲気を「楽しくワイワイしたい」ならそれを意識したPR方法を。
会社の事業拡大を目指すなら「意欲溢れる人」を意識したPR方法ですね。

ここを曖昧にしてしまうと、多種多様な人が、多種多様なスタンスで入職してくることになります。ですが、会社のスタンスが明確であればあるほど、それに賛同する人が入職するので、離職率を減らすことが出来ます。

もちろん多様性を重視で「どんな人にも開かれている」ならそれを意識したPRも可能だとは思います。
その場合は「いろんな働き方のスタンスがある」ことを明確にし、そしてそれをスタッフが受け入れる文化を築く必要があります。
(訪問件数が多い人、少ない人、休みが多いこと希望する人、とにかくたくさん働きたい人などなど、事業所としてそれらのバランスを上手くとって運営していく必要があります)

そしてこの「会社としての方向性」を意識して求人広告を出したり、SNS運用や、HPの内容を作っていくことが必要になってきます。

 

スタッフを集めるためのSNS

SNSを運用する二つの目的を知る

SNSでは(他の広報もですが)、二つの目的があります。

まず何も知らない人を対象に、ゼロから知ってもらう。
そしてほかの導線から来た人に対して、より深く自社のことを知ってもらう

この二つの目的の違いも頭の中に入れた上で運用していきましょう。
ゼロから知ってもらうためには、誰かに投稿をシェアしてもらうことが必要になります。
それはおそらくスタッフや自社のファンになってくれた方、自社のことを応援してくれている方になるでしょう。そんな方々にシェアをしてもらえるような内容を工夫すべきですよね?

そして既に自社のことを知ってくれている人に対しては、より深く知ってもらえるような内容を投稿していくわけです。

 

年齢層と各SNSの特徴を捉える

みなさん、各SNSをどの年代の人が使っているかは知っていますか?

総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000492877.pdf

によれば、20代までは比較的ツイッターが強くて、30代からはFacebookが逆転(lineとyoutubeは置いといて)。ちなみに20代は30代の2.5倍SNS使ってます。
総務省のSNS使用調査.年代と使用時間に関して 総務省のSNS使用調査.年代と使用時間に関してここから、20代に届けたいならファイスブック、ツイッター、インスタは使えそうなことがわかります。
そして30代に届けたいならファイスブックが良さそうです。ただ20代に比べるとSNSの使用時間に大きな開きがあることも分かりますね。

そしてこういった年代別に捉えた上で、各SNSの特徴を捉えましょう。
(ここは独断と偏見も加えて書いてます。ご容赦ください)

  • フェイスブック
    今は…ビジネス寄りに使われてることが多い印象です。ふた昔前はキラキラ系な人々がはびこっていましたが、そんな方々はインスタに移行している雰囲気を感じます。フェイスブックでイベントの告知をしたり、セミナー探したりする場合は非常に有効なのではないでしょうか!?意欲のある医療職は割と使っている感じなので、そういったキーパーソンを見つけておいて、その人の(中小規模の)セミナーに参加したりすることで良い人脈が築けると思いますよ。
  • インスタグラム
    若い世代に人気ですよね。ゆうこすさんの本で読んだのですが、(SNSで夢を叶える)インスタであえて長文を載せるのが有効とのこと。他は写真しかないので、目立てる&意外とみんな文章の情報も求めているみたいです。求人に使うなら…例えば
    「歓迎会の写真とかをアップし、面白いエピソードと共に自社の情報も文章でちゃんとのっけておく」とか、
    「職場の快適さがわかる写真をアップして、快適な理由をしっかり書く」とか、
    「勉強会の様子をアップしてその勉強会がいかに有意義かを書く」とかですかね。
  • ツイッター
    ツイッターはどうなんでしょう…残念ながら医療BOZUはあまり使いこなせていません…
    印象として、匿名性&若者が多い故にそれほど力を入れる必要性を感じれませんでした。
  • ニューズピック
    医療BOZUは趣味でやってますが、情報感度・ビジネススキルの高い人たちの集まりですよね。ここにはまだまだ医療職は少ないと思っています。なぜフェイスブックとかの並びで書いたかって!?個人的に好きなんです。ただそれだけ。笑

さて、色々と特徴を書いていきました。
この特徴と、使っている人たちの年代を重ねて考えて、どのSNSを使うのが自社にとってベストなのかを考えましょう。
そしてそのベストなSNSに対して力を入れて運用していくのがオススメですね。

 

医療BOZUのPRタイムズの使い方

みなさんPRタイムズって聞いたことはありますか?
プレスリリース」と呼ばれる、自社の企画など何らかの告知を、報道関係者に送れるサービスのことです。
このプレスリリースを記者さんに送ることで、テレビや新聞など、メディアの取材に繋がっていくわけです。(テレビや新聞などの場合、記者クラブにプレスリリースを出す方が効果的)

このPRタイムズでのプレスリリース、プロの広報担当者の方で「意味なし!」
と、否定する人って結構多いです。
新聞記者や大手メディアとつながりがある人ほどその傾向にあります。

これを言い換えれば、その新聞や大手メディアに対してはあまり効果がない。ということ。
それだけのことです。

でもです、PRタイムズでプレスリリースを出すと、実は結構たくさんの人に届くんです。

それはネット媒体にもプレスリリースが出せるから。
僕の仕事でPRタイムズでプレスリリースを出した時、東洋経済やCNETとかにもプレスリリースが転載されましたよ。ネット媒体の転載は比較的簡単に広がってくれます。

そしてこういったニュースを自社フェイスブックやインスタなどに載せて「盛り上がっている感」を演出します。やっぱり人は盛り上がってるところに興味を持つので、それを意識的に見せていくことで求人に繋げていくわけです。

さらに、こういった媒体にリンクが貼られることで、実はホームページの評価が上がっていきます。
評価が上がるとはつまり、検索されたときに上に表示されやすくなるということ。

つまり、PRタイムズを、自社HPの評価を上げるために使うこともできるんです。
これはWEBの運用をする上ですごく大切です。

 

記者クラブというものを知る

先ほどちらっと言った「記者クラブ」。
みなさん馴染みがないとは思いますが、言葉通り記者さんの集まる場所のことです。
新聞などの大手メディアだと、なかなかPRタイムズなどのプレスリリース一斉配信サービスを使っても繋がりにくい。なのでこういった記者クラブへ足を運ぶことがオススメです。

ここにはプレスリリースを入れる場所が設置されているのて、そこに入れることでニュースを届けることが出来ます。
(記者クラブってものすごく色々あります。警察、官庁、都道府県庁、商工会議所などなど、いっぱいあるので、どこに行けばちょっと困るくらいです)

記者クラブにプレスリリースを出す…すごく流れがわかりやすい記事を見つけたのでリンクを貼っておきますね。
個人で記者クラブへプレスリリースを持って行った話
https://www.moyashi-koubou.com/blog/pressclub/

 

さて、それとは別にも大手メディアに取り上げてもらう方法です。

自分の関連する企業の新聞記事を見つけて、そのライターさんにアポイントを取る。
アポイントは
「○月○日の○○の記事を書いた記者さんにつなげていただけますか?」
ってな具合で電話しましょう。
もしくは記事には署名がついている場合も結構多いので、そのままその署名のお名前を伝えてつなげてもらっても大丈夫ですよ。

こういった地道なところから記者さんとのコネクションを作っていけると、そのあとはすごく良いですね。
他にはメディアと医療職の勉強会っていうのも最近は開かれているのを目にするようになりました。
そういった場に参加して、懇親会で記者さんと仲良くなれたら良いですね。
医療BOZUもここで知り合いの記者さんが出来、いろいろと教えて貰いました(^^)
仲良くなったら直接のやり取りで広報活動が出来るので、とてもやりやすくなります。

もちろんこういった活動でメディアに取り上げられたら、自社内やSNSで共有しておいてくださいね。
それが今後のリファラル採用や、離職率の軽減に繋がってきますので。

 

 

と、いうことで今回の記事は「訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた-Vol,2- 」でした!
Vol,1は「訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた」からどうぞ。

続きは
-コンテンツマーケティング
-在職スタッフへのPR
・入職してもらうためのアイディア
-体験への導線を作る
・営業とか広報の効果測定ってどうする?
・医療BOZUの使うWEBマーケティングのための便利なサービス
ですね。

またそのうち書き足しますので、よろしくお願いします〜〜

追記:
書き足しました。
訪問看護の営業・広報・PRに関してまとめてみた-Vol,3- 
こちらもぜひ読んでみてください。


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ABOUT US

理学療法士。大阪の総合病院勤務後、個人事業で出張リハビリと、ジムでパーソナルトレーナー、さらに非常勤で訪問リハビリを行う。その後東京へと移住し、現在は訪問リハビリと医療系ベンチャー会社のダブルワークを行なっています。 髪型は言うまでもなく坊主です。大阪から東京へ移住する際、友人からバリカンをプレゼントされたのがきっかけ。お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かす様子をSNSに載せた際、「電気の無駄遣い」「地球に優しくない男」などのレッテルを貼られました。とりあえず、寝癖のない世界に幸せを感じている男です。