リハビリって何するの!?意外と知らない健康に超大事なリハビリテーション

女性理学療法士が高齢者にリハビリをしている様子 医療

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どうも、リハビリBOZUです。今日は「リハビリ」っていうものが何か、書いていきますね(^_^)

 

リハビリとは何か!?

リハビリ…
パッと聞いて、何をするのかイメージできる人は「医療職やそれと関わる仕事の方達」や「自分もしくは家族がリハビリを受けた人たち」ぐらいなんじゃないでしょうか!?

僕が働いている時も
「マッサージする人?」
「整体院みたいなやつ!?」
「福祉の何か?」
といった形で、リハビリのことをあまり知らない人がすごく多かったです。

とりあえずググってみたところ…

リハビリテーション(英語: rehabilitation)とは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である

by ウィキペディア

とのことです!!!
ん〜これだけではリハビリのことを理解するのは厳しめですね…

ちなみに、このリハビリ関係で働く人もちゃんと説明出来ていないことが多い。
学校で習うリハビリテーションは、

「全人的復権」のこと。
とか言われたりします。

あとは、re habilitation で、habilitation(習慣)をre(取り戻す)とかいうわけです。

学校でこんな感じで習っているので、それをそのまま一般の方に言っても伝わらないわけです。
ほんとリハビリって説明しにくい。

説明しにくいから、めんどくさくなって簡単に

  • 「病院とかクリニックで骨折した人の関節を動かせるようにする」
  • 「脳梗塞とかで歩けなくなった人の、歩く練習をしたりする」
  • 「スポーツで怪我した人を、もう一度スポーツ出来るようにする」

とかとか、一部分を切り出して伝えてしまってるわけです。

やっぱりなんかわかりにくいですよね。
…リハビリってなんだ!?

前置きが長くなりましたが、僕がリハビリを友達に説明するなら、こんな感じでいいます。

「僕のやってるリハビリは、簡単に言ったらカラダを動かせるようにする仕事のこと。働く病院とか場所で変わるんやけど、整骨院的なこともするし、入院してるおばあちゃんが寝たきりにならないように歩く練習もする。カラダを治すのが医者やけど、カラダを動かせるようにするのがリハビリの役割かなぁ」

で、

「もしなんかで怪我したり、親が病気とかで入院することなったら何でも聞いてくださいな。リハビリするのとしないのって全然カラダ変わるから」

会話している様子

とかで締めると思います。

ある程度は説明して、残りはちょっとしたメリットだけ伝えておく感じです。
(ほかに上手く伝える方法知ってるよーって人はぜひ教えてください)

リハビリというものに興味があればここからもっと伝えていきますが、まずはこれぐらいでちょうどいいかなと思います。
続けていけるなら、

「カラダを動かせるようにする仕事なんやけど、実際病気なったらどんどん悪くなってしまう人もおる。そんな人には、悪くなったカラダで生活出来るようにサポートしたりもするよ。例えば、家族さんに介護の仕方を教えたり、家に手すりつけるアドバイスしたり。そんなことをしながら、病気になった後の人生を少しでもよく出来るようにする仕事やねん」

ん〜〜〜〜
だいたいそんな感じです♪

リハビリをしているのはどんな資格を持ってる人!?

リハビリをするための資格は

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士

があります。
さっき説明してたのは、理学療法士のリハビリです。
ホントは作業療法士の要素、言語聴覚士の要素も入れて説明するべきな気がしますか…長くなりすぎるので

「あとは作業療法士とか言語聴覚士ってのもあって、やること微妙に変わるねん」とかを付け足して説明する形ですね。

この資格たち、それぞれの役割を一つずつ説明していくと…

理学療法士のリハビリ

はい、先ほど上で挙げた通りですね。女性理学療法士が高齢者にリハビリをしている様子
右の写真は、肩の関節を動かせるようにしている様子です。

この「何をやるか」に関しては働く場所によって変わります

若い人が怪我で行くような病院(例えば労災病院とか)だと、怪我をした後のリハビリが多いですね。

脳神経外科が有名な病院では、脳梗塞などで麻痺になってしまった人の歩く練習や、麻痺した部位を動かせるようにする練習など。

スポーツ系の病院やクリニックなら、トレーニングをがっつりする、トレーナーのようなリハビリもします。

リハビリBOZUは総合病院だったので、どれか一つを専門的に極めるようなところではなくて、平均的にいろんな方を診ていました。今は在宅での訪問リハビリなので、日常生活をより過ごしやすくできるようなリハビリを行っていますよ。

作業療法士

作業療法で字を書いている様子

作業療法は、一言で言うと「作業を行いながら行うリハビリ」のこと。

字を書いたり、料理をしたり、縫い物をしたり…
そういった「日常で行う動作」を通してリハビリを行っていくのです。

あとは、「精神疾患の方」のリハビリをするのも特徴ですね。

一応はこういった違いがあるのですが、「カラダを動かせるようにする」という目的が、理学療法士と一緒になります。

なので、病院によっては理学療法士とやってる内容が変わらないケースもたくさんあります。あとは、ここ最近の流れである、在宅でのリハビリを行う場合。
これも資格の差はなくなってきているように感じます。

ちなみに、学校で受ける授業内容もかなり似てます。
(違う国家資格なのにやること似過ぎている気もしますが…)

言語聴覚士

言語聴覚士のリハビリで舌を動かしている様子

言語聴覚士は、「言語」や「口」に関するリハビリを行います。

言語…みなさんイメージがつきにくいかもしれないですが、脳梗塞などにかかってしまうと、
「話すことが出来なくなる」
ことや、
「言葉が理解出来ない」
ようになってしまうことが多々あります。

これを「失語症」とかいうのですが…
辛いですよね?話すことが出来ないのですから、相当なストレスです。
これを少しでも良くするために、言語聴覚士さんがいるのです!

あとは口の関係。例えば「ご飯を食べる」こと。
ご高齢になると、「誤嚥」という、ご飯がちゃんと飲み込めなくてムセてしまうことがあります。
また、口の中に食べ物が残ってしまったり…とにかく「口まわり」にはトラブルがつきもの。

そういった口や言葉に関するスペシャリストが「言語聴覚士」なのです!!

リハビリBOZUも、患者さんの相談によくのってもらい助けてもらいました。
どうでもいいですが、一番仲の良かった言語聴覚士さん、ダジャレが好き。主任になった時の挨拶が5~6年経った今でも頭に残り続けています。笑
「主任にしゅにんしま…あっ、主任に就任しました佐藤(仮名)です」

リハビリのやりがいについて

まず一言、このリハビリって仕事はすごーーーーーくやりがいがあります!

病院のリハビリを例にしますね。
入院してる患者さんに、
「一番病院でよく話したのって誰!?」
と聞くと、まず間違いなくリハビリの担当者のことをおっしゃられます。

マンツーマンでずっとストレッチしたり、一緒に運動したり、入院生活の間、すごく密に過ごすことになるんです。

動かなかったカラダ。ストレス溜まりまくってます。その中で、リハビリを受けて

「カラダが、動くようになる」

これ、感動なんです。
カラダが動くっていう当たり前が、感動なんです。そんなお手伝いが出来る仕事って、誇らしいなって思います。
(もちろんリハビリしても良くならない方もいます。良くならない場合は逆に苦しい…)

 

リハビリは勉強しまくる仕事

理学療法士の勉強量をBOZUを例にして。

理学療法士…すごいですよ!?
めっちゃ勉強します。

参考に、僕の病院時代のスケジュールを載せると
(9:00〜17:00は基本の診療なので書かないでおきます)

月曜:毎週夜診でスポーツ選手を診る
火曜:毎週夜に勉強会
水曜:朝8時からドクターとのカンファレンス,夜にも簡単なカンファレンス
木曜:固定の予定はなし
金曜:固定の予定はなし

これがベースで、
月に一回
・ボバースっていう主義の勉強会で他院へ
・呼吸リハビリテーションの勉強会で他院へ
・認知運動療法の勉強会で他院へ
・スポーツの勉強会が自分の病院で
・大学で卒業生が集まり勉強会
が入ってきて、(もちろん行けない時もありましたが)

さらに不定期で、
・地域の学会
・全国学会
・学生の指導と症例検討会
・自分が気になる勉強会
・高校の部活などのメディカルサポート
・大学の講義のお手伝い
などなど、よく参加していました。

リハビリ(理学療法士)の業界、毎週のように全国いたるところで勉強会をしてる、変態な業界なんです。

 

リハビリ職の未来

当たり前ですが、今の社会ではすごく需要があります。

リハビリ職、お給料は普通(サラリーマンの平均と比べても同じくらい。働く場所によってはめっちゃ低いところもある)なんですが、世の中に必要なモノのため、未来は明るいとリハビリBOZUは思ってます。

そしてそんな世の中ゆえに、ここ数年、理学療法士というスキルを活かして起業される方もたくさん出てきました。
パーソナルトレーナーなど、スキルを活かした仕事で活躍する人もいます。
ヘルスケア分野、注目されていますね♪

 

と、いうことで今回の記事は「リハビリって何!?」でした!
今回の記事を読んでいただいた方には、「理学療法士の不遇に対する愚痴&高齢化社会の理学療法士の活躍を想像する」もおすすめです。
その他の記事も、ぜひ見てあげてください〜〜

 


あとがき
-リハビリの資格を取りたいと考える人たちに向けて-

お給料面で不安を抱えるリハビリの方々、実は結構います。高齢化社会で医療費がどんどん削られていくのですが、それが直撃しているわけです。ただ、ある程度まで下がれば下げ止まるはずです。そのとき、私たちのリハビリを受けたい人はかなりのボリュームがあります。高齢化社会で、その高齢者に対するサービスを求めている人たちが、たくさんいるんです。医療制度としてお給料が下がったとしても、そのスキルを活かした副業のアイディアは山ほど出てくるハズです。(副業禁止なら…ごめんなさい)。僕はウォーキングセミナーを開いたり、パーソナルトレーナーをしたり、小学校に姿勢指導の講演とかも行きました。勉強して、スキルと自分を磨けば、未来は明るいですよ!

あとは…高齢化社会だから税収が減って大変だ!と、不安を煽られがちですが、昔を考えてください。女性が働くことってかなり珍しかったですよね?今は働くことが普通の時代になりました。これ、労働人口2倍です。定年が伸びましたよね!?これも労働人口増えてます。リハビリBOZUは生涯現役を目指しているので、そんな人が増えればさらに働く人が増えていきます。いろんなことを頭に入れながら、今をしっかりみつめて生きたいですね。