骨の動きを視る解剖学アプリはteamLabBody-3D Motion Human Anatomy-

teamLabBodyの解剖学アプリ 医療

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以前、解剖学アプリはヒューマンアナトミーアトラス一択でOKと書きました。

ですが、「骨の動きを視る」という一点において、このteamLabBodyから出ている3D Motion Human Anatomyはすごくオススメ出来ます。

 

解剖学アプリ-3D Motion Human Anatomy-の特徴

teamLabBody-3D Motion Human Anatomy-は、生きた人間の動き・形態を再現した3D人体解剖学アプリです。デザインは、ヒューマンアナトミーアトラスには及びませんが、骨の動く様子はかなり良いです!!!!ちょっと動画を見てみてください。


肩甲骨の動きと上腕骨の動きがしっかりみれます。
他の解剖学アプリの動きでは肩甲上腕リズムなどの細かい動きは全然見れませんでしたが、これはか〜な〜りリアルです。
(厳密に言えば、肩甲上腕リズムは人によって微妙に違うと言われているので、万人に100%通じるものじゃありません。でもここまでわかりやすく動きで見せてくれる解剖学アプリは他にはありません。)

以下この解剖学アプリ、その他の特徴です。

  • 世界で初めて、献体ではない「生きた人間の関節の動き」を3Dで再現。骨格の動き・形態を好きな角度・倍率で閲覧できる
  • CTやMRIのデータから忠実に再現された3D人体模型。全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨を見ることができます。総対象部位数は827部位(内臓と脳以外)
  • 直感的に操作出来る。全身表示の状態から見たい部分だけを自由に見れるので、理解しやすく、人体解剖の学習・患者さんへの説明に役立ちます。
  • 1000近くの対象部位を即座に検索・表示可能。検索した部位名を表示し、詳細説明を見ることが出来ます

 

3D Motion Human Anatomyの開発ストーリー

この解剖学アプリは、大阪大学運動器バイオマテリアル学、整形外科教授の菅本一臣先生の研究チームが開発しています。
チームは、整形外科疾患の治療過程で世界で初めて、生きた人間の関節の三次元的な動きを解析する手法を1998年に開発したとのこと。1998年って…すごいです…

そこで、人間が自分の意思で動かした関節の動きは、昔からある医学教科書に書かれている献体(ご遺体)を用いた動きとは異なることが明らかになりました。
20-30名の研究協力者を募り、生きている人間で10年以上にわたり、全ての関節の形態や動きをCTやMRIで撮影し、静止イメージ画像をコンピュータプログラミングによって解析した上で、全身の筋肉・神経・血管・骨・関節をビジュアル化しています。

なんてゆうか…10年かけてやっていたのがすごい!
BOZUは昔大阪大学系列の病院に勤めていたのですが、その時にはベータ版が無料で公開されていました。その当時のベータ版でもかなりクオリティが高く、解剖学と運動学の勉強に重宝していましたよ。

 

3D Motion Human Anatomyの利用シーン

teamLabBodyの3D Motion Human Anatomyは、「医療を学ぶ学生をはじめ、整形外科医・理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナーなどにオススメ」と書かれています。
この中でも、特に理学療法士や作業療法士などのセラピストにおすすめの解剖学アプリだと僕は思っています。
リハビリを行う上で、骨の動きってものすごく大事。関節の可動域の獲得だけでなく、スムーズな関節運動のために、肩甲上腕リズムやスクリューホームムーブメント、肋骨の動きもみていく必要があります。
人の身体を扱う仕事をする場合、人の身体を知っていないといけないのは当たり前ですよね。

想定されている利用シーンは、

  • 実用的な人体解剖学・運動学的知識を習得できる。
    teamLabBodyは、生きた人間の動き・形態を3Dで閲覧し、詳細説明を読むことができます。人体解剖・運動学的知識の習得に役立ちます。
  • 臨床(診療・治療計画立案等)や実際の手術計画に役立ちます。整形外科医、理学療法士および作業療法士の方は、臨床(診療・治療計画立案等)に役立たせることができる。また、筋肉だけでなく、筋肉の後ろにある大事な神経の存在等を簡単に把握できるため、実際の手術計画等にも役立ちます。
  • 診療の際、患者様に分かりやすく説明できます。3Dで閲覧でき一般の方にも非常に理解しやすいため、診療時の患者様への説明を分かりやすく行うことができます。

などなど。ただ個人的にはやっぱり勉強面で使いたいと思います。
臨床を行っていく上で、解剖学と運動学が全ての基礎になります。手技などを勉強する前に、ここの知識を掘り下げて持っておくことがとても大事だと思います。
この骨の動きが頭に入っていれば、臨床力は確実に上がると思いますよ。

3D Motion Human Anatomyの機能

このアプリのHPでも色々と書かれていましたが、リハビリBOZUのオススメは骨の動き
その他機能に関してはヒューマンアナトミーアトラス推しです。なので骨の動き以外の細かい機能については以下の動画からイメージしてもらえたらと思います。

ズームしたり、いろんな角度からみたり、メスを入れたり…でしたね。
ちょっと細かく書くのをサボってしまいましたが、良い解剖学アプリなのは間違いないです。

 

 

と、いうことで今回の記事は
「 骨の動きを視る解剖学アプリはteamLabBody-3D Motion Human Anatomy-」でした!

今回の記事を見ていただいた方には
2018年,解剖学のオススメNo,1アプリ-ヒューマン・アナトミー・アトラス」もおすすめです。
ぜひ見てあげてください〜〜