訪問リハビリとか看護って…家でリハビリとか看護が受けられるの?

家に訪問してもらい看護を受けるおばあちゃん 介護

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

どうもです。リハビリBOZUです。
今回は訪問看護、訪問リハビリについてです。なんとなくこれを聞いたことがある人なら多いんじゃないでしょうか?
でも、具体的にどんな人がこれを受けれて、どこに連絡すればいいのか、費用はどれくらいかなど、あまり知らない人、多いんじゃないでしょうか?

 

訪問看護とは

まずはちょっと引用です。

訪問看護とは訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。
by 全国訪問看護協会さん

め〜っちゃ簡単にいえば、「家に看護師さんが来てくれて、看護をしてくれる。その中身は、薬の管理や、傷のケア、お身体の健康チェックや、入浴の介助など」ということになりますです。

 

訪問リハビリとは

医師の指示に基づき理学療法士や作業療法士等が利用者の居宅を訪問し、利用者の心身機能の維持回復および日常生活の自立を助けるために理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを行うサービスです。by 独立行政法人福祉医療機構

め〜っちゃ簡単にいえば、「家に理学療法士などのリハビリスタッフがやってきて、リハビリが受けれらるサービスのこと」です。

 

かかる費用はどれくらい?

これ、人によって違うし、場所によって違うし、サービスを使う頻度によって変わるし、とにかくすごくわかりにくいんですよね…

よくあるケースでは、

  • リハビリを週に2回
  • 訪問看護を週に2~3回
  • リハビリを週に1回、看護を週に1回

などなど。
こういったベーシックなケースなら、だいたいの費用感としては、月に1万円〜1万5000円で考えておけばたいがいはお釣りがきます。

もちろん使うサービスの量を増やしたり、「訪問介護」サービスを加えて掃除や料理を頼んだり、介護ベッドのレンタルをしたりなどなどをすると、それに応じてお金がかかってきます。
(ネットサーフィンで見つかる介護とかの情報は、お金がかかる想定で計算しているものが多いです。実際にサービスを受けると、それより安くなるケースが多い。何かで悩んでいるならまずは相談に行くのが良いですよ。)

あなたのご希望に合わせて、「週に1回だけ、訪問でリハビリ」とか、「週に一回だけ訪問で看護」っていう使い方もあります。

これだと月に3000円〜4000円ってところです。
こういった使い方をする場合、

  • お身体の定期的なチェックができること。
  • 何か気になることがあれば、担当のリハビリスタッフや、看護師に相談できる環境ができること、
  • 医療や介護に関して、「漠然とした不安」を減らすもしくはなくせること、
  • 何かアクシデントがあった場合、チームで動いてもらえるのであなたの負担が減ること、
  • (リハビリ)あなたにあった、身体を悪くしない自主トレーニングを教えてもらえること、
  • (リハビリ)あなたの身体をチェックしてもらい、場合によっては訪問リハビリの頻度を増やして改善を目指せること、

などなどのメリットがあります。
リハビリBOZU的にはすごくおすすめする使い方ですね。

 

どんな人が受けられるの?

一言で答えるなら、「65歳以上のどこかしら身体が悪い人」なら大丈夫です。
あとはちょっと違うパターンですが、国が指定する「特定疾病」やというものにかかっている人も使えますし、「脳性麻痺や発達障害などになってしまったお子さん」も実は訪問看護、リハビリを受けることが出来ます。

 

「65歳以上のどこかしら身体が悪い人」

みなさん、介護保険って知ってますか?
65歳以上で使うことが可能になる保険なんですが…
それより若い年代の方はお金だけ払っていてあんまりよく知らないことが多いです。

65歳以上のどこかしら身体が悪い人が、訪問リハビリや看護のサービスを受けるためには、「要支援」だとか、「要介護」だとかの認定を受けている必要があるんです。(これはお身体にトラブルがあれば、申請さえすれば基本的に認定してもらえます)

…こんな単語が出てきた段階でやる気をなくすのは僕だけでしょうか?笑
とにかく、大事なことなのでもう一度言います。
65歳以上でどこかしら身体が悪い人なら、訪問看護、訪問リハビリのサービスを受けることが出来ますよ

 

「特定疾病」

このパターンで訪問のリハビリや看護を受けれる人は、もう自分が特定疾病だとわかっているはずです。その方は、訪問サービス使えますのでぜひ相談に行ってください。
とりあえず一覧を載せておきますね。

  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 後縦靭帯骨化症
  • 骨折を伴う骨粗しょう症
  • 多系統萎縮症
  • 初老期における認知症(アルツハイマー病、脳血管性認知症等)
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症
  • 早老症(ウェルナー症候群等)
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  • 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞等)
  • 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 関節リウマチ
  • 慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎等)
  • 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

「脳性麻痺や発達障害などになってしまったお子さん」

実は高齢者だけでなく、こういったお子さんも主治医の先生が必要と判断すれば、訪問看護、訪問リハビリを受けることが出来ます。
ちなみにかかる費用ですが、一回の訪問で1000円前後のイメージです。お住いの地域によっては助成が受けれたり、東京都では無料でサービスを受けれる可能性があるので、お住いの市町村の窓口に行ってみると良いですよ。

 

どうやったら受けられるの?

まずは以下、理解不能な言葉が並んでしまいますが、一連の流れを書きますね。

基本的な流れとしては、病院の地域連携支援室や、地域包括支援センター、居宅介護事業所に行き、ケアマネさんに相談します。
ケアマネさんと相談する中で訪問での看護やリハビリが必要となったら、介護認定を受けて、病院に指示書を依頼し、同時進行で訪問を行う事業所を探します。
指示書が届き、事業所が決まったら、事業所の契約担当者とあなたの自宅で契約。その時に看護師やリハビリスタッフが訪問する日程を決め、サービス開始となります。

はい。な〜〜〜〜んか、やること多い。
一気に寒気がした方多いんじゃないでしょうか?
僕も書きながら頭がパンクです。

親にサービスを受けてもらいたいと思っていた方、ただでさえストレス抱えているのに…
ワーーーーって叫びたくなります…

まずは叫びましょうか!!!

ワーーーーーーーっ

はい。
こういった自分の知らない業界のことを調べるのはストレスですよね!?
意識的にストレス発散してください!

それでは、続き。
「どうやったら訪問リハビリや訪問看護が受けられるか」ですが、やっていただくことは「担当ケアマネージャーを見つける」こと。

以上!!!!

これだけやればあとは対面で相談しながら決まっていきます。
流れに身を任せるだけで決まっていきます。

流れ的には

  1. ケアマネを探す
  2. 介護認定を受ける
  3. 主治医に指示書を書いてもらう
  4. 訪問事業所を探す
  5. 契約、サービススタート

この5ステップ。
ですが、先ほど書いた通り、2~4のステップはもう「流れ作業」です。
レジの人がバーコードを読み取るがごとく、ケアマネさんの日常の仕事になっています。
何も心配せずに、1のステップだけやりましょう!

その「ケアマネージャー」。
これは、退院したご両親や、ご病気で身体が不自由になったあなたの医療をコーディネートしてくれる存在のことです。

コーディネート…オシャレに言いましたが、この業界の「おばちゃん率」の高さすごいです。
おばちゃんの世界です。
おばちゃんの世界は、気楽にイケる世界です。気張らずに、気楽に相談できるのでご安心ください!笑

そのケアマネージャーさんは

  • 地域医療連携室
  • 居宅介護支援室
  • 地域包括支援センター

などなどにいます。
あなたの通う病院で「ケアマネさんかソーシャルワーカーさんを探しています」と、受付で言ってみてください。
上手いこと繋がっていくはずですよ。

受けたいと思った!ならばBOZUがケアマネの探し方を公開します!

さて、全く何も知らない状態だと、色々探すの大変ですよね。
おそらくこれを読んでいるのは、ご両親がに何かしらのサービスを探している40~60代くらいの方でしょうか…
そんな想定で書いていきます!
以下のパターンの中で、あなたにとってやりやすいものを選んでいただければOKです。

  • ご両親が入院していて退院したあとが不安なパターン
  • ご両親が自宅で生活しているものの、なんらかの不自由や困難さがあるパターン
    -ケアマネを探すパターン
    -事業所を直接探すパターン

 

ご両親が病院に入院していて、退院したあとが不安なパターン。

このパターンは簡単です。
ご両親のお見舞いに行った時に、以下のどれかに相談してみてください

  • 地域医療連携室、もしくはそれっぽいところ
    (病院の受付で、「ケアマネージャーさんもしくはソーシャルワーカーさん」にはどこへ行けば会えますか?」と聞けば、大丈夫です。)
  • ご両親を担当しているリハビリスタッフ
    (「退院後のリハビリ、自宅生活に迷っています。訪問を受けたいのですが、どうすれば良いですか?」と聞けば、教えてくれます)
  • 病棟の看護師さんもしくは主治医
    (上の二つがダメだったら、一度看護師さんか主治医の先生に聞いてみてください。ここは詳しい人とそうじゃない人がいるので、もし明確な答えが帰ってこなくても諦めないで)

地域医療連携室なら確実なのですが、その他だとうまくいかないケースもあります。そうした場合は次の項目をチェックです。

 

ご両親が自宅で生活しているものの、なんらかの不自由や不安毎があるパターン

今頼れるものがないパターンです。
でも、腐らないでください!
誰にも頼れないあなたは「自分で探す」ことでより良いサービスに繋がる可能性があります。

ここは2パターン

ケアマネさんを探すパターン

ネット検索で
「居宅介護 地域」もしくは「地域包括支援センター 地域」で検索してみてください。例えば「居宅介護 三軒茶屋」などですね。
正直、この業界はネットを見てもどこが良いのかわかりません。なので、いっぱい出てくる中で、近場を選べばオッケーです。
(ちなみにこういったまとめサイトで事業所を探すのもありですね。「介護DB」)

ここかな…と思ったら、深く悩まずに連絡してみましょう!それでちょっと違う感じがすれば、他のところを探せばいいかな。ぐらいでちょうど良いです。

その中で一つ知っておくと良いのは、「一人ケアマネの事業所は避ける」です。
実は制度が変わって、ケアマネさんがひとりで運営しているところは、今後活動出来なくなります。
3年くらいの猶予期間はあるみたいですが、のちのちダメになります。(2018.2月の情報)

それに加えて、1人ケアマネのところは質が低いケースが比較的多いです。
(資格が簡単に取れた時に資格をとっていて、勉強する意欲が乏しく、リハビリや看護に詳しくないケアマネさん、実は結構います…辛い…)
医療や介護をコーディネートするポジションの人なので、できるだけスキルが高い人、一生懸命になってくれる人、真面目な人に担当して欲しいですよね。

事業者を先に探すパターン

本来の流れとは外れるのですが、こっちからのパターンもあります。
訪問看護 地域」で検索です。

いくつかホームページが出てきますので、お問い合わせの電話をしてみましょう!

僕が電話するなら、
こんにちは。私の70歳の母親に訪問看護を受けてもらいたいと思っています。担当の方はおられますか?
ってな具合で連絡します。
あとは色々聞かれると思うので、答えていくだけ。

BOZUの場合は必要な情報が何かわかっているので、
母は要介護2で認定を受けています。ケアマネはまだいないのですが、もし可能ならばそちらから紹介いただきたいとも思っています。看護の時間は、○○日の○○時ぐらいが第一希望です。空きはありますか?ちなみに先生から指示書はまだもらってませんが、看護を受けたい旨は伝えてあります

ってな具合です。ここまでいければパーフェクトですが、まず無理なので、聞かれたことを答えていくスタイルでいければ大丈夫ですよ。

 

一言加えていくなら、

  • 時間の指定はオッケー。出来るだけ自分都合で伝えてみて、無理ならすり合わせしましょう。場合によっては他の事業所にお願いするのもありですよ。
  • ケアマネの紹介を求めるのもオッケー(仲の良いケアマネさんを紹介してくれるはずです。このタイプの依頼は事業所としても、すごくありがたい話なので遠慮なくいきましょう!)
  • 介護保険は取得済みがベスト、申請中でも構いません。もし介護保険をどうしたら良いかわからない場合は、ここで聞くのも良いですが、ケアマネを探す方がスムーズににいきますね。

あとはお試し看護orお試しリハビリをやってるか確認しましょう
まずはサービスを受けてみて、それで実際に必要か考えるのがおススメですよ。

ちなみに、もし知り合いにケアマネもしくは在宅絡みの医療職がいる場合は、その人を頼ってくださいね。友人知人ならより親身になってくれますよ。

 

今回の記事、自分のケースの場合ではどうしたら良いか、わからないって人は多いんじゃないでしょうか?
下のコメント欄に、あなたの状況を出来るだけ細かく(個人情報はいらないですよ?笑)書いていただければ、リハビリBOZUなりの考えで返信していきます。お気軽にどうぞ。

 

 

と、いうことで今回の記事は「訪問リハビリとか看護って…家でリハビリとか看護が受けられるの?」でした!
今回の記事を読んでいただいた方には
ケアマネの選び方-訪問の理学療法士が考える方法-もおすすめです。
ぜひ見てあげてください〜〜